第17話 「私たちの舞台」

生徒たち皆が一生懸命練習していた劇が中止になり、その上ヘンダーソン先生も辞めさせられそうになっていることを聞いてしまったアン。ミルドレッドのついた嘘のせいとも知らず、驚いて教室に戻ったアンは皆に事件を話します。先生のこと劇のことを心配して不安になる子供たちでしたが、ふとマイケルが劇が中止になるのはミルドレッドのせいではないかと言い出しました。マイケルはミルドレッドの母親が町で先生の悪口を言っているのを聞いていたのです。それは嘘ばかりで、マイケルにはルドレッドが嘘をついたとしか思えなかったのでした。皆から責めるように見られ追い詰められてしまうミルドレッドでしたが、その時教室にヘンダーソン先生が戻って来ました。先生は劇が中止になること、自分が暫くお休みになることを伝えると、生徒たちに、自分の努力で人生を変えることができることを忘れないように言い、教室を去っていくのでした。放課後の教室で、生徒たちはしょんぼりと肩を落としていましたが、せっかく練習した劇をどうしてもあきらめられない気持ちは一緒です。アンがそんな皆をヘンダーソン先生に教わった言葉を使って励ますと、何とか劇を上演できないか皆で知恵を出し合い始めるのでした。罪悪感にかられたミルドレッドは先生の家に様子を見に行くのですが、反対に先生から慰めの言葉をかけられたことでとうとう不満を爆発させてしまいます。ミルドレッドの気持ちに気づくけなかった自分に落胆したヘンダーソン先生が足を向けたのは、エッグマンの小屋でした。

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