ローマのイタリア軍の空港に、ポルフィの乗った飛行機が降り立った。ゲートの外に出て辺りを見回していたポルフィを呼び止めたのは、シミトラ村で別れたきりのバーンズだった。懐かしさに思わず顔をくしゃくしゃにするポルフィに、バーンズはわざと怒ったような顔で近づいてくる。バーンズは、みんながどんなにポルフィたち心配しているかを告げると強くポルフィを抱きしめるのだった。ローマの丘の上にジープを停め、ポルフィのこれまでの話に耳を傾けるバーンズ。ミーナが一緒でないことを察するが、ポルフィのしてきた苦労を聞き、きっとミーナは見つかると、以前のようにポルフィの頭に手をやって励ましてくれた。ポルフィはそんなバーンズに、ミーナと一緒にシミトラ村できっとまたパタゴス大ステーションを始めるのだと告げる。任務のために一緒にいられないバーンズは、別れ際に手紙をポルフィに渡す。それは、離れてしまった親友ザイミスから預かった手紙だった。