小川のほとりに腰を下ろし、アポロと一緒に食事しながら一休みしているポルフィ。木々の向こうに光るものを見て駆け寄ると、そこには荒れ果てたガソリンスタンドがあった。懐かしがりながら辺りを歩いていると、裏手にある古い農家の陰から人の言い争う声が聞こえてきた。近寄ったポルフィの足音に気付き振り返ったのは、表情のないマスクを着けた少女マリッサだった。ポルフィはマリッサのマスクに驚きながらも、ミーナの写真を見せる。マリッサからはミーナの行方を知る答えは得られなかったが、荒れたガソリンスタンドの様子が気になるポルフィが自分の家族のことを話すと、マリッサもまた5年前に両親を亡くしたことを教えてくれる。打ち解けたマリッサの家でもてなされたポルフィは、マリッサがサンドラと言う少女に「顔を見せるな」と言われてマスクをしているのだと知り憤る。自分を雑草と同じと嘆くマリッサに、ポルフィは「僕が友達になる」と宣言する。