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作品紹介

フランダースの犬

フランダースの犬

放送期間:1975/01/05~1975/12/28

話数:30分・52話

原作:ウィーダ(ルイズ・ド・ラ・ラメー)

放送局:フジテレビ系

放送時間:日曜日19:30-20:00

フランダースの犬

ストーリー

1870年頃のベルギー・フランダース地方に、絵を描くのが得意な少年ネロと祖父ジェハンが貧しいながらも人々の好意に助けられながら暮らしていた。ある日、ネロは金物屋の主人に捨てられた荷車引きの犬パトラッシュを道端で助け、家に連れて帰り一緒に暮らすことにする。元気になったパトラッシュは牛乳運びの仕事を手伝い、いつもネロと一緒に過ごすようになった。しかしジェハンは無理がたたり亡くなってしまい、ネロはたった一人きりになってしまう。貧しいネロに世間の風当たりは厳しく、願いだった絵のコンクールにも落選してしまい、とうとうネロはパトラッシュと訪れた教会のルーベンスの絵の前で静かに天に召されていくのだった。

キャラクター/キャスト

ネロ/喜多道枝

ネロ/喜多道枝

絵を書くことが大好きで、将来は画家になりたいと思っている優しい少年。幼い時に両親が亡くなりおじいさんと二人で暮らしている。アントワープの教会にあるルーベンスの絵を見たいのだが、絵を見るためのお金がない。

アロア/麻上洋子・桂玲子

アロア/麻上洋子・桂玲子

ネロの幼なじみで明るい女の子。何の不自由もなく育てられたせいか、ややわがままな所がある。パトラッシュとも仲が良く、ネロたちと遊ぶのが楽しみ。

ジェハンじいさん/及川広夫

ジェハンじいさん/及川広夫

ネロの唯一の肉親。村からアントワープまで牛乳を運ぶ仕事をしている。若い時の戦争で受けた傷や年のせいで体調が余り良くない。画家になりたいというネロの願いを何とかかなえてあげたいと思っている。

パトラッシュ

パトラッシュ

金物屋に酷使された挙句に捨てられてしまった労働犬。ネロとおじいさんに命を助けられてからは、仕事も手伝い常に二人と共に。金物屋に一度は連れて行かれるが、隙を見て逃げ出しネロ達の元に戻って来る。とても利口な犬。

コゼツ/大木民夫

コゼツ/大木民夫

アロアのお父さん。風車を持つ、村一番のお金持ち。貧しいネロがアロアと仲良しなのが許せないでいる。

エリーナ/中西妙子

エリーナ/中西妙子

アロアのお母さん。ネロのことを自分の息子のように心配してくれる

ジョルジュとポール/駒村クリ子・菅谷政子

ジョルジュとポール/駒村クリ子・菅谷政子

ネロの友達の兄弟。ポールが運河に落ちてしまったところをネロが必死で助け、ジョルジュは感謝と尊敬の念を抱くようになる。ジョルジュが鍛冶屋に奉公することになり、寂しがるポールにネロはアヒルのクロを預ける。

スタッフ

脚本

中西隆三/加瀬高之/伊東恒久/雪室俊一/佐藤道雄/安藤豊弘/高山由紀子/松島昭/吉田義昭

音楽

渡辺岳夫

場面設定

坂井俊一

キャラクターデザイン

森康二

絵コンテ

奥田誠治/富野喜幸/黒田昌郎/山崎修二/斧谷稔

作画監督

岡田敏靖/羽根章悦

美術監督

伊藤主計

撮影監督

黒木敬七

録音監督

佐藤敏夫/浦上靖夫

色指定・検査

保田道世

動画チェック

前田英美

プロデューサー

中島順三/松土隆二

演出

黒田昌郎

オープニングテーマ

「よあけのみち」
作詞:岸田衿子
作曲:渡辺岳夫
編曲:松山祐士
歌:大杉久美子/アントワープ・チルドレン・コーラス

エンディングテーマ

「どこまでもあるこうね」
作詞:岸田衿子
作曲:渡辺岳夫
編曲:松山祐士
歌:大杉久美子

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