“アニメには無限の力がある”、と私は信じています。なぜなら、アニメは国を超え、時代を超え、憧れのヒーローやヒロイン、愛おしい動物たち、そしてたくさんの仲間がいる世界へと私たちを瞬時に連れて行ってくれるからです。そして、新たな冒険や物語へと私たちを誘います。その世界で心を揺さぶられながら感動という体験をし、心の成長を遂げ、人として大切なものを身につけていくのです。それは幼児だけでなく、思春期を迎えた少年少女、そして大人も。 “人の心を育てるもの”それがアニメなのです。
では、そのアニメの力はどこから来るのでしょうか? その道のプロフェッショナル達が集まり、1秒間に24枚という膨大な絵を重ね物語を紡いでいく、“制作現場”だと思います。そこにあふれる創造性と職人技、そしてなによりも“情熱と愛情”が、見る人に画面を通して伝わっていくのだと思います。
『世界名作劇場』『ちびまる子ちゃん』に代表される当社の130を超える作品群は、創業者である本橋浩一が昭和50年以来「世界の子供や大人たちに素晴らしいアニメーションを提供し、感動を与え、人間性の涵養に寄与したい」という理念の下、“情熱と愛情”を持って制作に邁進した賜物なのです。
今後は、創業者の“理念”や“想い” を大切に受け継ぎ、次の世代にも見て頂ける新たなる『名作』を作り続けていきます。この『アニメーション』制作事業をベースに、『コンテンツ創造企業』へと事業コンセプトを拡大し、成長著しいアジアをはじめ、全世界へ向けてコンテンツを発信し続けていきたいと考えております。
皆さまの生活のあらゆる場面で“夢と感動を与えるアニメーション”を作り続けていく事を、社員一同お約束致します。