文化庁 令和5年度 アニメーション人材育成調査研究事業「あにめのたね2024」技術継承プログラムの4団体のひとつとして、日本アニメーションが採択されました。
オリジナルショートフィルム「KICKS AND PUNK」の制作を通じて、「表現力のあるアニメーターを中心としたチーム」を育成します。
【PVはこちら】
https://youtu.be/t94LtxGOA9U?si=wu2eEKW2SaaDYeo5
育成プラン
「表現力のあるアニメーターを中心としたチーム」を育成するために、
①「動き」に焦点を当てて表現力を追求する。
「動き・表現」に着目した指導を行うために、ラフ原の段階ではキャラクターの造形に多少の崩れがあっても「動き」の質に焦点を当てます。
「動き」を重視しつつも、造形を損なわないバランスのとれた作品にするために、動画の制作においてはカットアウトアニメーションの手法を採用します。
②新しいデジタル技術を効果的に取り入れて、効率的な制作ラインを構築する。
過去のやり方に囚われず、手書きとカットアウトの共生を実現した効率的な制作ラインを構築したいと考えています。
コンパクトな工程を目指すことでアニメーターの知識量と裁量を反映する機会の増加を図り、意図や責任感を経験し体得につなげられると考えております。
③上記①②のために参加スタッフ個々が「考え・工夫し」主体となって制作する。
作品名 | KICKS AND PUNK |
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スタッフ |
企画・監督・絵コンテ・演出:市村仁弥 |
キャスト | ニケ・ラビリー:生田輝 シェリー:木村亜希子 電脳ポリス:松本考平 店員・ナレーション:増田健人 |
あらすじ | -行こう。宝物を求めて- パンクなはみ出し少女ニケが、未来の街を駆け抜ける! 交通インフラが劇的に発達し、もはや歩くことすら必要としなくなったその都市で、お気に入りのスニーカーを履き一人走るニケ。 目的は、ブラックマーケットでしか手に入らなくなった伝説のメーカー「ダイナメロス」のスニーカーをゲットすること。 電脳ポリスの大群に追われても構わず走るニケの目の前に、一人の女性が現れる。 その女性こそ、時代を作り上げた大企業「フラクタル・ウォルター社」の社長令嬢シェリーだった。 相反する二人の出会いは、一体どんな物語を生むのか。 |
育成対象 | 制作進行/監督(演出)/キャラクターデザイナー/作画監督/アニメーター |