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作品紹介

赤毛のアン

赤毛のアン

放送期間:1979/01/07~1979/12/30

話数:30分・50話

原作:ルーシー・モード・モンゴメリ

放送局:フジテレビ系

放送時間:日曜日19:30-20:00

79年厚生省児童福祉文化賞受賞

赤毛のアン

ストーリー

カナダのプリンスエドワード島のグリーン・ゲイブルズに住むマシュウとマリラの兄妹は、孤児院から働き手の男の子を引き取ろうとしたが、手違いで空想好きな赤毛の女の子アンがやって来た。 始めはアンを孤児院へ戻そうとしたマリラたちだが、アンと話をするうちに彼女を引き取ることを決める。 グリーン・ゲイブルズでの生活や、親友ダイアナや同級生ギルバートたちと過ごす学校生活の中で、失敗を繰り返しながらもアンは聡明な女性に成長していく。 成長したアンはクィーン学院を優秀な成績で卒業するが、マシュウの突然の死や老いたマリラのために大学進学をあきらめる。 ギルバートの計らいでアヴォンリーの学校教師になったアンは、長年反目しあってきたギルバートととうとう友人となるのだった。

キャラクター/キャスト

アン・シャーリー/山田栄子

アン・シャーリー/山田栄子

生まれてすぐに両親を失い、近所の家で子守り同様にこき使われたあと孤児院に送られる。愛に飢えた寂しい子供時代を過ごした女の子。髪は赤毛でそばかすだらけ、目は大きくやせっぽちで、自分の容姿に劣等感を持っている。 感受性が豊かで、悲しいことも得意の想像力で喜びにかえていく。

マシュウ・カスバート/槐柳二

マシュウ・カスバート/槐柳二

農作業と銀行に預けた蓄えの利子で細々と暮らしてる。無口で気が小さく、特に女性が苦手という性格のため、60歳の今でも独身。アンと出会ったことで人嫌いの性格を少しずつ克服していく。

マリラ・カスバート/北原文枝

マリラ・カスバート/北原文枝

マシュウの妹。仕事一途の兄を助けてきた勝気な女性で、事あるごとにマシュウをたしなめる。アンに初めて会った時はその言動にあっけに取られるが、やがてアンのことを深く愛すようになり、厳しく育てていく。 兄同様独身。

ダイアナ/高島雅羅

ダイアナ/高島雅羅

読書好きな優しい女の子。カスバート家の隣に住んでいる。アンと出会い意気投合し、心の友の誓いを立てる。大きくなってからもその友情は変わることはなかった。妹はお茶目で明るいミニー・メイ。

ギルバート/井上和彦

ギルバート/井上和彦

アンのクラスメート。不良っぽい面もあるが、実は紳士。勉強も良くでき、クィーン学院を卒業するまでアンのライバルでもあった。アンの髪の色をからかったことから、長い間アンに無視し続けられた。

スタッフ

脚本

千葉茂樹/高畑勲/神山征二郎/荒木芳久/磯村愛子/高野丈邦 ほか

音楽

毛利蔵人

場面設定

宮崎駿/櫻井美知代

キャラクターデザイン

近藤喜文

絵コンテ

富野喜幸/奥田誠治/楠葉宏三/斎藤博/横田和善/腰繁男 ほか

作画監督

近藤喜文

美術監督

井岡雅宏

撮影監督

黒木敬七

録音監督

浦上靖夫

色彩設定

保田道世/小山明子

プロデューサー

中島順三/遠藤重夫

演出

高畑勲

オープニングテーマ

「きこえるかしら」
作詞:岸田衿子
作曲・編曲:三善晃
歌:大和田りつこ

エンディングテーマ

「さめない夢」
作詞:岸田衿子
作曲・編曲:三善晃
歌:大和田りつこ