アニメーションのテレビシリーズは、鉄腕アトムから始まり、その数は、はかり知れません。そして今日の日本のアニメ文化は、全てそこから始まっているのです。
どんな状況にあっても、ボクらが、かつてそこで夢を見たように、今でもそこに夢を見ます。
その、ある意味では無邪気な想いが、<ファンタジックチルドレン>と言う作品を創り出す、強い動機です。
この作品は、冒険ファンタジーです。そしてこのジャンルは手垢で真っ黒なほど、やり尽くされ、相変わらずの感はあっても、やはり冒険ファンタジーを創りたいと思っています。
しかし、竜を倒す戦士の物語ではありません。登場人物達の<転生>と言う宇宙的な現象を通して、人の生きる意味や、かけがえのない人生を、ファンタジーの力を借りて描く事が出来れば、と考えています。
テレビシリーズは、子供達のある時期、長い時間の中で、映画とは違う語り掛けをします。
そして、願わくば子供達に見てもらえたらと考えています。
■制作を終えてのコメント(2005.6)は
■新作映像についてのインタビュー(2005.8)は
代表作
「AKIRA」(作画監督)
「ピーターパンの冒険」(キャラクターデザイン)
「パルムの樹」(監督)
他 多数